局在神経学講座⑭

今回は大脳皮質、大脳の構造と機能について学習しました。

大脳皮質には色々と違った役割を持つ領域があります。これを機能的局在と呼んでいます。

前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉と大まかに分かれており、人間が特に発達しているという前頭葉は運動機能や自律神経や精神に関する所です。

頭頂葉は触覚・圧覚・温度覚・痛覚などの皮膚感覚や手足の位置を伝える深部感覚などに関する所です。

側頭葉は聴覚に関する所、後頭葉は視覚に関する所です。

またそれぞれの領域が情報を識別して、それに対応した反応を示す(指令を出す)一次野とより高度な機能を持つ連合野に分かれています。

脳血管障害が起こった時には、その問題が起こった領域に関する機能が著しく低下しますが、私たちが扱っています脳の機能低下によっても同じような症状が出る事が確認されています。

その機能低下がどの領域に起きているのかをきちんと検査によって導き出して、それに見合った刺激を適切に加える事で低下した機能が調整されていきます。

ですので、しっかりとした知識と検査が大変重要になってくるのですね。

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